スマッジの大きな夢
スマッジは夢の中で「シンメトリーの聖域」を見ました。
美しく、不思議で、どこか大切な場所です。
でも困ったことに、「どこか」は住所としてはあまり役に立ちません。
それでもスマッジは、愛犬ビスケットといっしょに聖域を探す旅へ出ます。道の途中では、へんてこなテストや道まちがい、不思議な助っ人、あやしいクッキー、自分の行き先を正確に知っている川、それから、どうにも道をゆずってくれないトレバーというヤギまで待ち受けています。
旅を続けるうちに、スマッジは夢を追いかけることが、いつも簡単とはかぎらないと気づきます。道が見えないこともあります。必要な助けが、思っていたものとはまったくちがう姿で現れることもあります。そして、最後の一歩を踏み出して初めて、次の一歩が見えることもあります。
ユーモアとぬくもり、そしてほのかな魔法に満ちた『スマッジの大きな夢――「どこか」を探して』は、想像力、友情、勇気、そして、まだ道がわからなくても進みつづけることを描いた冒険物語です。
好奇心いっぱいの旅、おかしな動物たち、不思議な場所、そして、どんなに大きな夢も小さな一歩から始まるという物語が好きな読者にぴったりです。
